さて、これだけの大事業「環境影響評価配慮書」にも書かれている通り「関係者」として町や村の長が知らないわけがない・・・ハズなのですが・・・。
7月15日、福島民友新聞みんゆうNetに
「昭和村長、日立造船に風力発電事業の撤回求める」という記事が載りました
その一文に "舟木村長は事業者と村長との間で事前協議やヒアリングがないままに計画が進められ、計画段階環境配慮書の縦覧に至ったことに触れ「進め方に法令上は問題ないと考えているかもしれないが、誠に遺憾」と述べた。"とあります。
んんんん ???
んじゃ、配慮書の「関係機関」っていったい誰のコト ?・・・って事ですよね。
この発言。
これはどちらかが明らかに「嘘」を云っていることの証。
で、配慮書の記載がウソだとすれば、こんな公文書、当然「無効」です。
*公文書偽造にはならんのだろうか ? 詳しい方教えてください。
で、もし舟木村長が事業者から話を聞いていたのだとすると、これもまた大問題。
これだけの大事業ですから、法的義務はなくとも住民へのお知らせぐらいはあってしかるべきだと思います。
ちなみに昭和村では事業に関する
広報の号外が出ました。
◇広報 しょうわ 号外 (2022/7/20)
https://www.vill.showa.fukushima.jp/uploads/2022/07/koho_20220720.pdf
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そして7月16日には続いて南会津町長も白紙撤回を要求
で、我が町はいかがなものか、と7月25日、会津美里町杉山町長にご意見を伺って来ました。
その要約は「事業について知らされたのはつい最近。そして昭和村、南会津町の要望もあるが、個人的にも環境負荷が大きすぎると考え、事業には反対である。」
んー。公に表明されたワケではないですし、ビミョーなところではありますが、動向を注視し対応するつもりです。
ま、このいずれもの首長の発言を信用するのであれば「だったら知った時点で一刻も早く町民に知らせるべきだろーが !! いくらでもやりよーがあっただろーがぁぁぁ!!
と詰め寄りたいところなのですが、まあ、そこは穏便に穏便に・・・。
ということで、該当地区の住民の100%近くがことを知らぬ間に、というか知らされないままに、これだけの大事業が水面下で秘密裏に進められて来たのは事実です。
これで良いのかぁ ?
民主国家じゃぁないのかぁ 日本は ?
さて、風力発電事業に関して、まだまだ問題点があります。
①風が吹かないと発電できないのに昭和村は「風の吹かない」村
②風を受けるためにはナセル(羽を取り付けてある場所)を電動で動かさなければならないので、停電すると発電できなくなる ?
③風が吹く時と吹かない時の不安定な発電を安定化させるためにCO2排出量の高い「石炭、火力発電」のバックアップが必要。
④耐用年数は約20年。廃棄物の処理が出来ずに放置か野積み。
⑤儲かるのは大手企業とゼネコン。地元は潤わない。
⑥地元への固定資産税は増えるが、その分地方交付金が減る。
⑦事業者によって放置される風車、地元が撤去費用負担
⑧土砂災害、落雷、台風による風車倒壊の恐れあり
⑨豪雪地帯の昭和。凍る風車のメインテナンスに増える手間や工賃。
・・・などなど
追って詳細の投稿を続けますが
ここまで読んでいただき、もしもあなたが「私もこの事業、変に思う。意見を言いたい」と思われるようでしたら、取り急ぎ以下の方法があります。
・環境影響評価配慮書の縦覧と意見書の提出
※8/3が締め切りなのでちょっと大変ですが・・・。有効な手段のひとつです。
・福島県環境共生課長 濱津ひろみ さんへの意見ハガキの投函
*僕は7/18に投函しました。こちらも有効な手段と思われます。
・周りの方への情報提供
※多分行政は動かないと思いますので・・・。
・ネット署名も始まっています。
よろしくお願いします。