フシグロセンノウ せんのう 洗脳 !!

散歩路の林道脇にフシグロセンノウが咲いています。

 

フシグロセンノウはナデシコ科センノウ属の多年草

 

緑の中に鮮やかなオレンジの花色はとても目立ちます。

センノウ(洗脳)・・・といえば話題の旧T協会と政治屋やメディアの癒着。

もうボロボロですね。

 

その政治屋の一人を血税を使って国葬にしよう、などという暴挙。

それを認めないのは「バカ」発言をするような情けない老害者。

それらの者たちに相変わらず、すがり続けるゾンビたち。

 

♪ ゾンビがくるりと輪を描いた、アホーいのほいっ !!

 

ま、人の事をどーのこーの言える身ではないのですが

人として、あまりにも酷い。

あまりにも恥ずかしい。

あまりにも情けない。

 

 

ナツエビネと原発と

 

散歩路の林縁の土手に、ナツエビネが咲いています。

 

ナツエビネ。ラン科エビネ属の多年草

 

 

ナツエビネは人為による森林生態系の悪化や園芸目的の採集によって、福島県レッドリストでは絶滅危惧ⅠA類(CR)と評価され、全国的にも絶滅が危惧されています。

 

なんとか、なんとか生き抜いてほしい植物の一つです。

 

 

一方、相変わらず嘘と詭弁を重ねに重ねながら暴利を貪り、

悪びれることもなく、いけしゃあしゃあと国の中枢に居座り続ける輩が

フクシマの廃炉さえおぼつかない現状にもかかわらず

また悪行を重ねようとしております。

 

◇news.biglobe  2022年8月24日

【記者解説】次世代原発建設検討へ エネルギー政策大転換、ナゼ今?

newsdig.tbs.co.jp

 

◇長周新聞 2021年10月11日

www.chosyu-journal.jp

 

こういう輩にはサッサと絶滅していただきたいものであります。

 

 

 

夕顔と風車 そして甲子園

 

グリーンカーテンに仕立てた

観賞用のユウガオ(ヨルガオ)が花を咲かせました。

昨日(8/22) 夕撮影

 

今朝、花を閉じている姿。なんとも面白い姿ですね。

 

さて、少し古い新聞記事(web版)ですし

ご存じの方もおいでかとも思うのですが

 

地方狙い撃ちの風車建設ラッシュ 

外市場頭打ちで在庫処分列島と化す 

相次ぐ外資の参入

 

というタイトルの記事があったのでご紹介。

 

「昨年から今年にかけて、全国各地の海にも山にも大規模風力発電の建設計画が次々と持ち上がり、驚いた住民たちが各地で反対する会を立ち上げて行動を始めている」という書き出しで、国策によって今、日本各地で異常とも思える建設ラッシュが進む大型風力発電の実情と問題点について鋭くツッこまれた記事。

国策とはいかなるものかという事が良くわかります。

 

詳しくは直接読んでいただく方が良いかと思います。

リンク先はこちら

 

www.chosyu-journal.jp

 

記者さんの文章にはちょっと思い入れが強過ぎかなぁ…と思える表現もあるのですが、この国が歴史の中で国策として進めてきた愚策の数々と、それにより翻弄されて来た人々、そしていきもの達の心情に思いを寄せれば、この憤りは当然という感じがします。

 

さてその長周(長州)といえば

先日亡くなった元総理のおひざ元、山口県

 

そして昨日、甲子園では、その山口県の下関国際と

東北を代表する仙台育英の決勝戦が行われ、仙台育英が優勝。

我が東北では胸を、そして瞼を熱くされた方も多かったと思います。

 

更に須江監督のスピーチ、本当に素晴らしかったですね。

そのスピーチが既にネットでも話題になっているようですが

是非、このような人に国のかじ取りを担っていただきたいと

心から思うワケでありますよ。ホントに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茗荷の子 

 

「朝は涼しい茗荷の子」 種田山頭火

 

今朝、自宅裏の水場の脇で茗荷を採取しました。

 

 

 

 

ミョウガは、ショウガ科の多年草

 

原産地は東アジアで、現在の中国で栽培品種化されたものが各地に広まったと云われていて、日本をはじめ中国、朝鮮半島などにも自生しているようですが、食材としてミョウガを利用しているのは日本だけで中国では主に漢方薬に使われるとのことです。


俗に「食べると物忘れがひどくなる」と言われてますが、永田町界隈に生息し「センセ」と呼ばれる生きものや「カンリョウ」と呼ばれる生きものの多くは、どうやらミョウガが大好物のようですね。

 

さて、冒頭の山頭火の句のように朝夕、随分と涼しくなりました。

「ああ、夏ももう終わりかぁ」とつぶやきながらも、つい先日までの酷暑の体感を既に忘れてしまったことに人間の感覚のいい加減さを思っています。

 

…あっ、それって食べたミョウガのせいなのかな ?

 

 

ミョウガの薬効について (HORITI HP より転載)

みょうがには余分な塩分を体外に排出する働きのあるカリウムが豊富に含まれています。そのため、高血圧の予防に効果があるとされています。

また、独特の香りは、「αピネン(アルファピネン)」という精油成分によるものです。αピネンは、大脳皮質を刺激して眠気を覚ます、胃の働きを活発にする、発汗作用によって血行をよくするといった働きがあります。ほかにも、ホルモンバランスを整える作用から、女性の冷え性などにも効果があるとされています

 

トノサマガエルと茹蛙 前田 新さんの詩-2

 

トノサマガエル  自宅の水場にて 2022/08/12撮影

名前の由来について諸説あるようですが、驚いたり天敵に襲われたりした際、トノサマガエルはお腹に空気を溜めて体を膨らませて自分を大きく見せて敵を追い払う作戦で難を逃れようとします。

その際の姿が、偉そうに踏ん反り返っているように見えるため、“殿様”ガエルという名で呼ばれるようになった…という説に僕は一票です。

 

ちなみに人間界、特に永田町界隈には偉そうに踏ん反り返っている輩が多いようですが、実は「ヒビっている」というコトの証なのかもしれませんね。

 

さて、先日ご紹介した農民詩人、前田新さんの新しい詩集「詩人の仕事」から、今日は蛙に因んだ一篇。

 

※ご紹介する詩はご本人の承諾を得て転載しています

 

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茹蛙

 

G・ベイトソン

「茹蛙(ゆでがえる)」理論が喧伝されたのは

二十世紀末だが

あれは企業経営論として読んだ

脳は状況に慣らされてゆくと

迫ってくる死の恐怖を

意識しない

 

蛙の入れられた

水の温度が

徐々に上げられてゆく

 

水のうちなら跳ねても

逃げられるが

蛙の脳は環境に順応しようとして

そうした行動も起こさない

やがて、そのとき

もう、蛙に危機を脱する力はない

 

防衛省が日報を隠したとき

ふと、「茹蛙」理論が

私の脳裏を走った

まだ、国民の脳は

危機を感じていない

改憲勢力は二十代から三十代の

支持率が高いという

 

彼らが茹蛙になるのかと

余計なおせっかいだが

八十歳の私は

過去の体験から想像する

 

特定秘密保護法

状況は秘匿される

同盟国軍への

駆けつけ警備で武器の使用が

できることになった

しかし、戦闘とも

交戦とも言わない

戦争を事変といったのと同じだ

一連の戦争関連法によって

温度は確実に上げられている

 

ほどなく時間の埒外

出てゆく私が

膨れ上がった茹蛙を

見ることはないだろう

ただ妄想するだけだが

そのなかに孫やひ孫がいると

思うのは辛い

 

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権力者たちの都合で殺されていった

世界中の罪なき人々

 

そして人間の都合で殺されていった

罪なきすべてのいきものたちへ

心より哀悼の意を表します

 

本末転倒 風力発電の矛盾

 

ナツズイセンが咲きました。
秋から翌年の春にかけてスイセンに似た葉を出しますが、植物学上はスイセンではなくヒガンバナの仲間です。

 

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風力発電太陽光発電を推進する事業者さんはこぞって

「CO2排出量の少ない環境にやさしい発電」を謳い文句にしています。

僕も基本、それを否定するつもりはありませんが

風力による発電や太陽光による発電は正に風任せ、天気任せ。

その不安定な発電能力の現状にはこんな問題と課題があります。

 

四国電力のQ&Aがとても分かりやすいので引用させてもらいます。

コヅーのなんでやねん!|四国電力

 

「再エネには、燃料の枯渇の心配がない、環境に優しいなどメリットがある一方で、無視できないデメリットもあるんです。」

「電気はためられないので、その瞬間瞬間で使う量とつくる量が同じでないとダメなんです。季節によって電気の使われ方は全然違うんですが、電力会社は常にお客さまの電気の使用量を予想して発電量を24時間365日ぴったりと合わせています。」(抜粋引用)

 

また、◇北海道電力ネットワーク株式会社さんのホームページ

電気の品質「周波数」を一定に保つために - ほくでんネットワーク

 

には「太陽光や風力発電は、天候などの気象条件で出力が増減します。
導入量が増えると、出力変動が大きくなるため火力発電などによる調整が追いつかず、周波数を一定に保つことができなくなるおそれがあります。」(抜粋引用)

とあります。

 

 

このデメリットによ実際に起こった問題が資源エネルギー庁のホームページに記載されています。

 

電気の安定供給のキーワード「電力需給バランス」とは?ゲームで体験してみよう|スペシャルコンテンツ|資源エネルギー庁

 

「ここで重要なのが、電力の需給バランスは「同時同量」でなければならないという点です。「同時同量」とはつまり、電気をつくる量(供給)と電気の消費量(需要)が、同じ時に同じ量になっているということ。これらの量が常に一致していないと、電気の品質(周波数)が乱れてしまい、電気の供給を正常におこなうことができなくなってしまいます。その結果、安全装置の発動によって発電所が停止してしまい、場合によっては予測不能な大規模停電をまねく可能性があります。2018年9月に発生した北海道全域の停電“ブラックアウト”は、この電力需給バランスの崩壊が原因でした。」(抜粋引用)

 

「つまり、太陽光や風力といった発電方法は、現時点では、「送電線に何か事故が起きた場合には連鎖的に止まってしまう可能性がより高い発電」ともいえます。」(抜粋引用)

 

ともあります。

 

ではその不安定な発電のバランスをとるために何が使われているのかというと

四国電力

第2弾 「再エネ100%」に、なんでできひんの?|コヅーのなんでやねん!|四国電力

 

「そういう時のために常に火力発電等を待機させています。車に例えると、アイドリングのような状態ですね。そして、雨が降ったら火力発電を増やす、晴れたら火力発電を減らす、そんな調整をしています。太陽光や風力は火力のお手伝いがないと活躍できないのです。だから太陽光でクリーンな電気を増やすぞと思っても、電気が簡単にためられて、火力のお手伝いがいらなくなるまでは再エネを100%にすることができないのです。」(抜粋引用)

 

ありゃ ?

 

風力や太陽光発電は「CO2排出量の少ない環境にやさしい発電」のはずでしたよね ?

しかし残念ながら、現在の技術では「CO2排出量の少ない環境にやさしい発電」の稼働を底辺で支えるためには「CO2排出量の高い火力発電」が必要不可欠。ということなのです。

 

「本末転倒」という四字熟語が浮かびます。

 

でも、この国ではそれをエコと呼び「環境にやさしい」と呼ぶんですねぇ。

 

 

 

 

農民詩人、前田 新さんの新刊「詩人の仕事」

 

2015年、第一回の松川賞を受賞されたことでも知られ

最も尊敬する大先輩の一人で

町の誇りであり、宝である

農民詩人、前田 新さんが新刊の詩集

「詩人の仕事」をわざわざ贈ってくださった。

 



ご紹介したい詩はたくさんあるのですが

今回はタイトルにもなっている「詩人の仕事」をご紹介します。

 

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詩人の仕事

 

                                   われらの狂気を生き延びる道を教えよ

                                                                                  オーデン

 

ジュラ紀よりも

もっと以前

羊歯類が光合成をはじめたころを

私の遺伝子は記憶する

それは生命体が

まだ植物から動物へ

進化する以前のことだから

記憶というよりも

幻覚のような妄想だが

すべての生命体の

エネルギーは

水と大気と太陽の光で

植物体のクロロフィル

光合成によって生成する

 

私の生命体も

それによってはじまり

アメーバーから

肉食虫類を経て

哺乳類へ

そしてホモ・エレクトス

途絶えることなく

数億年にわたって継承されてきた

ダーウィンが言うように

それはたしかに

遺伝子が環境の変化に適応した

進化してきた結果だ

 

だから

すべての生命体は

銀河系宇宙から発信される

信号を受信して

解読し

あらゆる災禍の危機を凌いで

生き延びてきた

 

しかし、人類は

その進化の過程で

他のどの生命体よりも

宇宙との交信の機能を

退化させてしまった

 

資本が人類の脳に与えた

麻薬的快感によって

人類はそのシンドロームから

逃れられなくなっている

 

その人たちが

今、手にするのは

遺伝子のリンゲージを切断し

生命体を破壊する

核物質だ

その狂気の向こうには

ディストピアの光景が見える

宇宙からは危機の信号が

激しく発信されている

しかし、依存症の人の脳は

サイエンスをも資本に従属させて

それに反応を示さない

宇宙からの警告信号を

受信して人に伝達する

それは、今も昔も詩人の仕事だ

 

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このところTVでは毎日のように某宗教団体が吊るしあげられていますが、

子供のころから「お国のために働くのだ」「献金は国民の義務なのだ」

と教育を受け、メディアによるマインドコントロールによって欲望を煽られ

「金さえあれば幸せになれるのだ」と刷り込まれながら

その大半を疑問も持たずに貢続け

手に残る僅かな金で物欲を満たす快感に酔いながら

体や精神を病んでまでも死ぬまでお上に奉仕する…

 

某宗教団体を支持するつもりも擁護をするつもりも毛頭ありませんが

この日本国教、あるいは自民党教と、いったい何が違うのでしょうか ?

 

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前田 新さんの紹介

 

www.hmv.co.jp

 

 

ww5.et.tiki.ne.jp

 

 

◆新刊 / 詩人の仕事

www.coal-sack.com