オオアリクイと小欲知足

先ずは河北新報 8月5日

 

各方面での一人一人、皆様お働き。ほんとうにお疲れ様でした。

 

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昨日はすごい雨でしたね。

ウチもハザードマップではギリギリの立地。

サイレンと共に警戒警報が流れた時は

ちょっとヒビりました。


大きな被害が出ました。
被害にあわれた皆様には一日も早い復旧をお祈りします。

それにしてもエライ時代になりました。
だれが、こんな地球にしちまったのか…。

 

さて、昨晩NHKで放映された「へんてこ生物アカデミー」

紹介された  どの いきものも、

生きるための優れた技を持ち

その知性に驚かされました

 

中でも最後に紹介されたオオアリクイの生態には

人類がこれから、何を大切にし

いかに生きるべきかという問いと

重要なメッセージが示唆されていました。

 

オオアリクイ 

オオアリクイは名前の通り

1日で約30,000匹のアリやシロアリを食べるといわれていますが、

お目当てのアリ塚を見つけると、決して食べつくすことなく

少し食べてはまた他のアリ塚へ移動するそうです。

 

そして次のアリ塚でも食べつくすことなく

少し食べてはまた他のアリ塚へと移動を繰り返すそうです。

 

一方、食べられたアリ塚にはまだまだアリ達が残っていて

彼らは滅びることなく再び繁殖を繰り返すことが出来ます。

 

つまりオオアリクイは少しの我慢をすることで

自身にとっての食べ物が「これからも担保される」…

というコトなんですね。

 

その後に「小欲知足」という仏教用語が紹介されました。

「小欲」は欲をコントロールして多くを求め過ぎず節操があること。

「知足」は、手に入れた物について、満足であること。

 

相棒のReikoさんから
「その言葉を、noriboが云えるのかい ? 」

と、ツッコミが入ることは覚悟の上、

あえて云っちゃいますと

 

今回の風車建設も、原発推進も、戦争も、食糧問題も・・・

その発端の根幹にあるのは「小欲知足」を理解できない、

人類の残念なノーミソにあるのではないか ?

今一度、何のためのノーミソなのか

しっかりと考え直さにゃいかんのでは

…と思う次第なのであります。

 

なーんて、偉そうに述べつつ、

数日前、キタムラカメラのインターネット通販で

新しい中古カメラ ? ポチッちゃいました

 

先ずワタクシがオオアリクイに学び直しです。